火の無い所に煙は立たない――とよく言いますが、やっぱり煙、出てましたね~。(笑)
公正取引委員会がついにタクシー配車アプリに目を光らせたわけです。GOもDiDiもUber Taxiも…おなじみのアプリたちが一斉に調査対象。
「いやいや、あの会社とあの会社の関係、誰でも知ってるでしょ?」なんて業界人はニヤリかもしれません。今回の調査報告、表向きは“問題なし”ですが、読めば読むほど「やっぱりな〜」感が滲み出てます。
【調査のざっくり内容】
2025年4月、公取委が配車アプリの実態調査報告書を初公開。
対象はGO、S.RIDE、Uber Taxi、DiDi、そしてフルクル(kmタクシー)の5社。さらにタクシー会社17社にもヒアリング。
日本交通、国際自動車、第一交通、東京無線、名鉄タクシーといった大御所たちも名を連ねていて、もう“ガチ調査”ってやつです。
【ツッコミ① 特定会社の優遇?】
一番多かった声は「アプリ会社が資本関係のあるタクシー会社を優遇してるんじゃ?」という疑念。
はい、出ました。GOと日交の関係を思い浮かべる人、多いんじゃないですか?
もちろん報告書では“名指し”なんて上品なことはしませんが、業界にいれば誰でも「おっと、それってGOのこと?」と察してしまう内容。
まあ、「そんなことやってません!」って言っても、アプリの表示順位見ればバレバレですよね(笑)
【ツッコミ② 他アプリ禁止の縛り】
一部のアプリは「他の配車アプリ併用NG」と契約条件で縛っているケースも発覚。
え、自由競争のはずが、気付けば昭和の談合スタイル?って感じ。
「便利さ」の裏でタクシー会社をがんじがらめにしている実態が見えてきます。
【ツッコミ③ 優先配車のカラクリ】
最近よくある“追加料金を払えば早くタクシー来る”優先配車オプション。
これ、追加料金のほとんどがアプリ運営会社に落ちる仕組み。
「実際に車走らせてるタクシー会社にはほぼ還元されない」って、そりゃ不満も出るでしょ…。
要は、アプリ側は座ってるだけでチャリンチャリン。タクシー会社は走り回ってガソリン代と人件費でヒーヒー。
うーん、この非対称感。
【結論・・・違法じゃないけど“白”とも言えない】
今回の調査、明確な違法行為は「確認されず」。
でも公取委は「独禁法に触れる可能性あるから監視は続ける」と釘を刺しました。
つまり、完全に真っ白じゃないけど「グレー寄りの白」。
アプリ側にとっては「セーフ」よりも「イエローカード」って感じですかね。
【纏めると】
配車アプリは便利だし、利用者からすればありがたいサービス。でも、その裏側では“特定会社の優遇”や“利益の偏り”がしっかり存在してました。
業界の人からすれば「GOと日交ね、はいはい」で終わる話かもしれませんが、公取委がこうやって正式に調査結果を出したのは大きい。
これからタクシー業界とアプリがどう共存していくのか…。
個人的には「ユーザーにとって便利で、タクシー会社にもちゃんと還元される仕組み」になってほしいものですが――。
GOと日交の関係? まあ業界の常識ってやつですわw (^_-)-☆