今回は「GOのAI予約は“予約”じゃない?・・・・成立しているかも分からない不思議なサービス(笑)」を書こうと思います。
とりま、タクシー配車アプリ「GO」には「AI予約」と言うもが有ります。「指定した時間に確実にタクシーが来る便利な仕組み」と思われがちですが、実はちょっと事情が違っていて(笑)です。
しかも、利用者は知らないうちに料金を払っている一方で、乗務員はこの「予約」の正体を知っていて草です。
【利用者には謎。時間になってから探し始める「予約」】
普通の予約なら、あらかじめ車両や乗務員が確保されていて、指定時間に迎えに来てくれます。しかしGOのAI予約は違いますw。
「AI予約」は予め予約してタクシーの配車をしているのでは無く、指定した時間の直前になってから、AIが周辺の空車を探し始める仕組みです。
つまり、予約では無くその時間になって初めて探し始めるだけです。
さらに、依頼直後に「予約が成立したかどうか」は利用者には全く分かりません。
【レストランならこうなる】
例えるならこうです。
「19時に予約したよ」と言っていたのに、19時になってから店員さんが「今から席を探してきます!」と走り回り、席が見つかるかは席に案内されるまで不明って事です。それでも「予約しました!」と胸を張っているようなものがAI予約です。
【料金はしっかり取るけどネw】
「探し始めるだけ」のくせに、料金はしっかり発生します。通常の迎車料金に加えて、AI予約手配料は370円〜980円。つまり、「確約ゼロ」に先払いの予約料を上乗せするスタイルです。
【乗務員には「AI予約」とバッチリ通知】
面白いのはここから。乗務員には配車アプリ上で「これはAI予約案件です」としっかり通知されます。
乗務員は、これが「探し始めるだけ」の案件だと知ったうえで仕事を受けています。しかも、AI予約だからといって必ずしも長距離や高単価とは限らず、近距離の配車も来ます。
【乗務員からの視点】
乗務員の心の声を想像すると・・・・・「客は成立したか分からず不安がってるけど、俺たちは『AI予約』って書いてあるから分かります。でもそれって、要は『確約なしの時間指定依頼』で、しかも高い手配料もらってるけど、必ずしも割がいいとは限りません。要は乗務員からすると唯のアプリ配車と変わりません(笑)
そもそも予約って何だっけ?感は否めません
【纏めると言葉のマジックと立場のギャップ】
GOのAI予約は、名前から受ける印象と実態に大きなギャップがあります。利用者は「時間指定の安心」と思い込まされ、知らぬ間予約するまで分らないに手配料を支払う仕組みで、一方で乗務員は予約じゃなくて単なる時間指定の配車依頼だよ」と笑っています。
技術革新というより、言葉の使い方の革新がここにありますwww。