京都のタクシー初乗り、ついに『1km未満』へ・・・値下げかと思いきや、その裏側とMKは?

タクシー料金

今回は「京都のタクシー初乗り、ついに『1km未満』へ・・・値下げかと思いきや、その裏側とMKは?」を書こうと思います。

とりま、ついに京都のタクシー初乗り運賃が1kmを切りました。2025年8月6日から、初乗り距離が900mに短縮され、料金は500円に設定されています。
「短距離利用者に優しい改革だ!」と声高に宣伝される一方で、あのMKタクシーは相変わらず「下限料金」制度を使い、しかもリース制ゆえにその影響はほとんど有りません。
まさに「特別待遇」を満喫中の様子で草です。(笑)

【初乗り距離短縮の意味は?】
京都市のタクシー運賃改定により、初乗り区間が1kmから900mへと短縮されました。
これにより、1km未満の短距離移動でもメーターが上がるようになり、タクシー利用のハードルが理論上は下がったはず・・・・・です。

しかし、実際は料金がほぼ据え置きの500円。「距離が短くなったから安くなったんじゃネ」と勘違いしそうですが、実は単に初乗り距離が短くなっただけで、料金自体はそのままキープ・・・・ちょっとしたトリックのようなものです。

【MKタクシーの「下限料金」という美味しい制度】
そんな中、京都のMKタクシーは国交省の「特認制度」の公定幅運賃制度を活用し、下限運賃を導入。
初乗り500円は同じでも、実はこれが下限料金。つまり、法律の枠の中で「これ以下の料金は取らない」と最初から言い切ることで、価格競争から一線を画しています。

しかも、MKのドライバーはリース制が主流、これは、乗務員が会社に車両使用料を支払い、収入を売上から引いた後に得る形なので、運賃が多少変わっても直接の痛みはあまり感じまっせん。つまり、運賃が下がってもリース料の支払いは変わらず、会社にとっては「痛くもかゆくもない」わけです。

この仕組みがあるからこそ、MKは下限料金を使って美味しいポジションを確保しつつ、競争の波にあまり巻き込まれずに済んでいるて、逆に「MK・・・・安いんじゃネ」です。

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【皮肉な現実】
結局のところ、京都のタクシー初乗り1km割れは「お上が決めたお約束事」であり、料金はほぼ据え置き。
MKはその中で「うちは下限運賃で頑張ってますよ」と胸を張り、リース制ゆえ、乗務員も会社も痛みを感じにくいこの仕組みで、利用者にとっては「何か得した気がしない・・・・?」という印象が否めません。

【まとめ】
初乗り距離が1㎞を切り900mいう一見の改革。しかし料金は据え置き。そしてMKは下限料金制度でブランドを守りつつ、リース制の恩恵で痛みを避ける抜け目ない立ち回り。ついに京都のタクシー初乗り運賃が1kmを切りました。2025年8月6日から、初乗り距離が900mに短縮され、料金は500円に設定されています。
「短距離利用者に優しい改革だ!」と声高に宣伝される一方で、あのMKタクシーはこっそり“下限料金”制度を使い、しかもリース制ゆえにその影響はほとんどなし。
まさに“特別待遇”を満喫中の様子です。(笑)