青山公園調整待機所・・・・ タクシーだけが駐車違反にならない不思議な場所

タクシーの話題

今回は「青山公園調整待機所・・・・ タクシーだけが駐車違反にならない不思議な場所」を書こうと思います。

とりま、「駐車禁止」という標識を見ると、ドライバーはすぐに頭の中で「駐車違反=反則金+減点2点」をイメージするでしょう。ところが東京都港区青山公園の近くにはちょっと不思議なスポットがあります。その名も「青山公園調整待機所」です。ここはなんと、タクシーだけが駐車違反に問われないという、いわばタクシーのための特別エリアなのです。

又、逆に右折の標識で、タクシーを除くとあればタクシー以外は右折できますがタクシーは右折できなく、これも「青山公園調整待機所」と同じ理屈です。

【タクシーだけが許される待機所】

青山公園調整待機所は、「駐車禁止(タクシーを除く)」という標識で守られた路上スペースで、一般車が停めれば即アウトですが、タクシーは整然と並んで待機可能です。これだけでも十分特別扱いに見えますが、実はこれは氷山の一角にすぎません。

【右折も進入も“タクシーを除く”】

繁華街や駅前などでは「進入禁止(タクシーを除く)」、「右折禁止(タクシーを除く)」といった標識も見かけます。一般車は「進入禁止」でUターンを強いられ、右折禁止で遠回りさせられるのに、タクシーはスイスイと進入・右折していきます。

これは決してタクシーがルール違反しているわけではなく、公安委員会=警察の上部機関が道路交通法第4条の権限で「タクシーを除外」と決めているからです。

【除外車両という魔法の言葉】

駐車禁止・進入禁止・右左折禁止。これらの規制標識に「タクシーを除く」という補助標識が付いた瞬間にタクシーは「除外車両」となり、禁止の壁をすべてすり抜けます。(笑)一般車には容赦ないルールも、タクシーにとっては「除外」の二文字でフリーパスです。もはや交通規制というよりタクシーだけのの通行証に見えてしまいますww。

右折や直進で「タクシーを除く」の意味は、禁止事項の補助標識なのでタクシーを除くのの意味は分かりますが、禁止標識の「駐車禁止」の補助標識で「タクシーを除く」としているのは・・・・禁止の緩和で草です。(*´ω`)

【纏めると公共交通の名の下に】

もちろん、タクシーは公共交通機関として都市の利便性を支える存在です。利用者の需要が集中する駅前や繁華街で効率的に動けるように特例が設けられているのも理解できます。

しかし「駐車禁止も進入禁止も右左折禁止もタクシーを除く」という補助標識の連続を目にすると、一般ドライバーどう映っているのか気なりますが?。・・・知らんけど(笑)(*´ω`)