配車アプリの手数料に規制へ?今さら国交省が動き出した件w

配車アプリ

とりまま、この前、公取委がGOやDiDiに聞き取り調査してたばっかりなのに、今度は国土交通省が「配車アプリの手数料」を規制する方針を固めたそうです。
火の手があちこちに飛び火してて草。しかも、正直「動くの遅くね?」って感は否めませんw


【配車手数料ってそもそも何?】
たとえばGOアプリ。都内や神奈川、大阪、名古屋、仙台などで1回100円の手配料をユーザーが払う仕組みです。

で、これがクセモノ。
一部のタクシー会社は「迎車料金」にこの100円を紛れ込ませて処理してるんですよ。
例:メーター820円+迎車500円=合計1,320円。
でも実態は「迎車400円+手配料100円=500円」ってカラクリ。
見た目は迎車500円、実際はGOへの上納金100円がしっかり乗っかってるワケです。

要は「明細トリック」w


【お上がついにブチ切れ?】
今まではGOやDiDiみたいな配車アプリ事業者が好き放題に金額を決められたんですが、さすがに「分かりにくい!」「高すぎ!」と不満が噴出。
国交省は「配車手数料も認可制にする方向」で法整備を検討するそうです。

いやいや、ユーザーからすれば「もっと早くやれよ!」って話w


【タクシー料金とのギャップ】
タクシー運賃(距離・時間制)や迎車料金は、道路運送法に基づいて国交省が上限を認可しています。
つまりタクシー会社は「お上の言いつけ」をちゃんと守って運賃を決めているわけです。

一方で配車アプリは「旅行業法」に基づく“仲介業者”扱い。
マッチングアプリと一緒で(笑)、国交省の規制対象外。
だからGOやUberが「配車料100円ね」とか自由に決められたんです。

うーん、このダブルスタンダード感。


【GOの課金システムがエグい】
しかもGOは、ユーザーからの手配料だけじゃなくてタクシー会社にも課金。
方式はいろいろあって…

  • 固定手数料方式(1配車ごとに50~100円)
  • 収益分配方式(手配料をGOと会社で山分け)
  • 月額定額+従量制方式(大手によくある)
  • 売上歩合方式(法人向けに一部採用)

これ、結局GOがどっちからも取る“二重取り”システム。
しかも乗務員には1円も入ってこないw
マジで「走るのはドライバー、儲かるのはアプリ」状態。


【国交省が危惧する未来】
国交省の調査によると、都心部では利用者の約2割が配車アプリを利用。
このままアプリのシェアが増えれば、手配料の自由設定で実質的にタクシー料金が上下しかねないと判断したわけです。

つまり「このまま放置するとアプリにタクシー業界が乗っ取られる」ってこと。
ようやく国交省も危機感を持ったみたいですが、ちょっと遅いんじゃネ?


【纏めるとと】
配車アプリの手数料、これまで野放しにされてきたのが不思議なくらい。
ようやく国交省が規制に動くのは一歩前進だけど、ユーザーからすれば「もっと早く対応してほしかった」ってのが本音。

GOにしろDiDiにしろ、アプリは便利。
でも“便利料”を名目にユーザーからも会社からも吸い上げて、ドライバーは蚊帳の外。
これじゃ「誰のための配車システムなの?」って話ですわw