何故、タクシーと言うのか・・・な?

タクシーの話題

とりま、皆さん、「タクシー」って言葉、世界中で通じるイメージありますよね。実際、多くの国でほぼそのまま「taxi」や似た発音で通じます。ただし、完全に共通というわけでもないみたいです。


【世界のタクシー呼び方】

  • イギリス・アメリカ → taxi(タクシー)
  • フランス → taxi(タクシ)
  • ドイツ → Taxi(タクスィー)
  • スペイン → taxi(タクシ)
  • イタリア → taxi(タクスィ)
  • ロシア → такси(タクスィー)

ほぼ日本と同じですね。最近の映画では「ウーバー呼ぶから」と言うセリフも増えてますがw、基本的には「taxi」で通じるみたいです。


【タクシーの歴史ちょっとおさらい】
タクシーと言えば、19世紀末ドイツ発祥で、タクシーメーターが発明されたことが始まり。日本には大正時代(1910年代〜1920年代)に導入され、当時からメーター制のタクシーが走っていました。

昭和初期(1920年代末〜1930年代)には「メーターだと高い!もっと安く!」という流れで、1円ポッキリの「円タク」なんてものも登場したそうですw


【タクシーの名前の由来】
で、何故「タクシー」と呼ぶのか?
答えは、**タクシーメーター(taximeter)**に由来しています。

  • ドイツ語の Taxa → 料金、運賃
  • Meter → 計る器、測定器

この二つを組み合わせた Taxameter(タクサメーター) が、フランス語や英語に入り taximeter(タクシーメーター) になった、という流れです。つまり、TAXIの語源は「料金を計る装置」に直結しているわけです。


【ちょっとややこしい話】
当時のドイツ語では「Taxa」が普通に使われていましたが、20世紀になると「Tarif」が主流に。

  • Tarif → アラビア語 taʕārīf(タアリーフ) から来ており、「料金」「費用」を意味

つまり、TarifもTaxiも元をたどれば「料金」に関する言葉なんです。
要は、昔はTaxaだったけど、今のドイツ語だとTarifになっている、というだけの話ですw


【纏めると】

  • タクシーのTAXIは、料金を計測する装置「タクシーメーター」に由来
  • 元はドイツ語のTaxa(料金)
  • 現代ドイツ語ではTarifが一般的になったけど、意味的には料金つながり
  • 世界中でほぼ同じ発音で通じる

・・・今回も書くことが思いつかなくて草w
でも、ちょっとタクシーに乗る時、名前の由来を思い出すと少し気分が変わるかも?(^_-)-☆