ライドシェアでもタクシーの時間変動制運賃を導入か?

ライドシェア

最近チラホラ耳にすカモ?の「時間変動制運賃」。
タクシーやライドシェアの料金が、時間帯や需要によって変わっちゃうアレです。

「え、雨の日に乗ったら料金が高くなるの?」とか「逆にヒマな昼間は安くなるの?」

…って気になる人も多いはず。今回はこの ダイナミックプライシング(時間変動制運賃) について、日本と海外の現状をゆる〜くまとめてみます。(笑)


【時間変動制運賃って何?】
ざっくり言うと、需要が多いと料金アップ、少ないと料金ダウンする仕組み。

  • 雨の日やラッシュ時 → 高くなる
  • 昼間の空いてる時間 → 安くなる

これを2021年に当時の河野太郎氏が「規制緩和しますよ〜」と発表したのがきっかけで、一気に話題になりました。


【日本での実証実験】
ウーバーと日本交通は、2021年10〜12月に「事前確定型変動運賃」の実験を実施。
料金は 通常運賃の5割引〜5割増 の範囲で変動。

…ですが、ぶっちゃけ「これで走ってます!」って話はあんまり聞きません。
もし知ってる人がいたら教えてください(笑)。


【国の動き】
国交省は「タクシー&日本版ライドシェアの料金多様化検討会」を立ち上げて3回開催済み。
論点整理までは進んでるけど、結論はまだナシ。

さらに2024年6月の「規制改革実施計画」には、

ダイナミックプライシングなど、需要と供給に応じた柔軟な運賃・料金の在り方を検討

…って書かれてるので、検討は確実に進む流れです。


【海外の状況】
アメリカのウーバーはもうサージプライシング全開。需要ピーク時は料金グイっと上がるやつですね。

でも同じ大手のリフトは、「高すぎるのイヤでしょ?」と定額制を導入。
月額2.99ドル(約450円)払うと、需要が高いときでも料金が跳ね上がらない仕組みです。
ユーザーにとっては安心感バツグン。

つまり、日本は「変動させる方向」、アメリカのリフトは「変動避ける方向」と、考え方が真逆(笑)。


【日本で導入されたら?】
もし日本のタクシーでもやるとしたら、5割増減みたいな極端な幅はまずナシ。
きっともっと小刻みにチョコっと変わる程度じゃないかと。

ただ注意点は…

  • 日本版ライドシェアが大幅変動OK → タクシーの客を奪う
  • 逆に料金が高すぎ → 誰も使わない

…なんて本末転倒パターンが起きる可能性もあります。


【まとめ】
日本ではダイナミックプライシングの導入が議論中。
海外では定額で高騰回避の流れもあるし、国によって考え方が違うのが面白いところ。

政府が閣議決定までしてる以上、国交省も「やめます」なんて言えないハズ。
結局は、近いうちに何らかの形で導入されそうな予感です。

…知らんけど(笑)