タクシーが臭くて途中下車・・・・料金は払わなくてもいいのか?

タクシー料金

今回は「タクシーが臭くて途中下車・・・・料金は払わなくてもいいのか?」を書こうと思います。

とりま、タクシーに関していつもの様にネットをパトロール(笑)していると、名前は伏せますがある女性芸能人が「乗ったタクシーがあまりにも臭くて、ワンメーター分も払わず降りた」という話が目に入りました。

正直、気持ちはわからなくもないんですが、タクシーって密閉空間ですし、数分でも耐えられない匂いってありますから。

でもこれ、法律的にはどうなんでしょう?今回はそのあたりを、自分の経験も交えながら書いてみようと思います。

【タクシーの匂いがきつくても、原則は「乗ったら払う」】

タクシーは国土交通省に届け出た「旅客自動車運送約款」に沿って運行しています。超ざっくり言えば、「乗ったら、その距離分と配車料は払ってネ」という決まりです。・・・・当然チャ当然です。

残念ながら、車内の匂いが嫌だったからといって、契約自体がチャラになるわけでは無く、つまり、途中下車しても原則はメーター分+配車料を払う義務があります。

【ただし、免除になるパターンもゼロではない】

完全に無理な匂いに当たったら、方法がないわけじゃありません。

例えば・・・・発車前に「この匂いでは乗れません」と降りる意思を伝えるとか、アプリ配車ならサポートに即連絡して状況を説明する、車内や運転手の態度に明らかな問題がある場合は会社へクレームなどの方法が有ります。

【匂い問題はクレーム対象。ただし即「無料」はほぼない】

タクシーの匂いの原因は色々あります。例えば、タバコ臭、汗、食べ物、芳香剤のつけすぎ、そして梅雨時のカビ臭など、どれも長時間閉じ込められると辛いものです。

ただ、匂いを理由にその場で運賃を免除してもらえることはまずありません。大抵は「乗った分はその場で払って、後日会社から返金やクーポン対応」という流れになります。

【正直な本音:嫌な思いをしてまでお金払いたくない】

これは完全に利用者目線の話ですが、短い距離でも不快な車内はしんどいです。特に体調が悪い時や疲れている時は、降りた瞬間に「もう二度とあの会社は使わない」と思ってしまいます。

ただし、その場で無言で払わず降りるのは、後々トラブルになりかねません。

【やり方次第で不快な経験もプラスに変えられる】

もし次に同じような状況になったら、・・・・1番の方法は、その場で理由をはっきり伝えて降車する

事です。あとは、証拠として写真やメモを残す、会社やアプリに正式に報告するなどの方法が有ります。

この流れなら、自分もモヤモヤせず、相手にも改善のチャンスを与えられます。タクシーは移動手段であると同時に、快適な空間を提供するサービスなおで、匂いひとつで「次は乗らない客」を増やしてしまうのは、あまりにもったいない話ですが、この芸能人の取った行動は、「ああ、これはもう無理だと思って降りることにしたんですよ。で、降りる時に配車料金とそこまでのワンメーター分を払うのが、さすがに嫌だなと思って、さすがに言いました(原文ママ)」・・・実際、支払ったのか支払わらなかったのかまでは書いていませんが、万一支払っていないとしたら問題です。

【ヒント】

この女性芸能人は・・・・・元テレビ東京アナウンサーでタレントです。・・・・だ~れだ?(笑)(*´ω`)